上げ相場の平均寿命は17カ月

ネッド・デービス・リサーチによれば、過去18回のブルマーケットの平均寿命は17カ月だった。とういうことは、3月から始まった上げ相場は、まだ半分残っている。乗り遅れ組は、ここから積極的に買うべきだろうか?barrons.comは、こんなことを指摘している。

・ダウ指数の成績を見てみると、ブルマーケットの前半は+40.1%、後半は+17.1%だから、ほとんどの上げは前半戦で記録される。

・現在のブルマーケットの場合、この8カ月間でダウ指数は56%の上昇だから、過去のデータを基に計算すると後半の伸び率は24%が予想される。

・18回中9回のブルマーケットの総合上昇率は、今回既に記録された+56%より低かったから、予想される+24%という後半の伸び率が達成される保証は無い。

・18回のブルマーケットで、後半の成績が前半を上回ったことは2回あったが、この2回とも前半の成績はパッとしなかった。

・ブルマーケットの前半では、ベアマーケットで大きく叩かれた、景気に敏感な銘柄が買われる。ベアマーケットの後半では、リスクの高い銘柄から優良株に資金が移る傾向がある。

金融銘柄の空売りで、大きな利益を上げたジョン・ポールソン氏(ヘッジファンド・マネージャー)は、今回のブルマーケットの前半で金融銘柄を買っていた。下記は、11月13日の247wallst.comに掲載された、ポールソン氏のヘッジファンドが保有する主な金融銘柄だ。

・バンク・オブ・アメリカ(BAC):159,794,229株 

・キャピタル・ワン・ファイナンシャル(COF):17,000,000株

・シティグループ(C):300,000,000株

・ゴールドマンサックス(GS):0株(8月には2,000,000株保有していた。)

・ステート・ストリート(STT):0株(8月には700,000株保有していた。)

前半戦でボロボロになっていた金融銘柄を買い、ゴールドマンサックスの例で分かるように、持ち株の利食いを始めたようだ。

 








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