1兆ドルをどう使う?

アップル、グーグルと言えば、アメリカを代表する人気企業だが、非金融企業の保有する現金が大きく増えている。ウォールストリート・ジャーナルによれば、大手500非金融企業の保有する現金と短期投資総額は9940億ドルにおよび、去年の額を8%ほど上回るだけでなく40年ぶりの高レベルに達している。

不景気な世の中だけに、積極的な投資を控えて、現金保有を増やすのは当然かもしれないが、景気回復が顕著になり始めたら、この豊富な現金はどう使われるだろうか?ダグラス・マッキンタイヤ氏(247wallst.com)は、こんな可能性をあげている。

・特に何もしないで1%の利子を稼ぐ。

たとえばアップルの場合、今のところ、膨大に抱える現金を使って何かしよう、という計画は発表されていない。企業には、保有する現金を使わなくてはいけないなどといったルールは無いから、単に利子稼ぎに徹することがでる。

・自社株買い。

IBMやマクドナルドが行っているように、企業は自社株を買うことができる。理論的には自社株買いは株価に好影響だ。

・特別配当金の支払い、または配当金の引き上げ。

数年前になるが、マイクロソフトは、数十億ドルにおよぶ特別配当金を株主に支払ったことがある。

・企業の買収。

3月の安値からマーケットはラリーを展開したが、不景気のお陰で、市場にはまだ割安企業が存在する。

どちらにしても、1兆億ドル近い現金が、全く使われずに一箇所に止まり続けることはありえない。







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