こんな調子では良いクリスマスはやって来ない

こういうヘッドラインを見るとウンザリしてしまう。

「Jobs will return -- in 2012」

Jobsといっても、アップルのジョブズ氏のことではなく「仕事、職業」の話だ。11月6日、米国の雇用統計(10月分)が発表される。下が予想だ。

・非農業部門就業者数: 16万6000人減 (前回は26万3000人減)

・失業率: 9.9% (前回は9.8%)

・平均労働時間(週): 33.1時間 (前回は33.0時間)

・時給: 0.1%増 (前回は0.1%増)


木曜に発表された予想を上回るGDPが示すように、経済学者たちは、米国の経済回復が始まったことには同意するが、雇用状況が好転するのはまだ先のことと見ている。

雇用の増加はいつ始まると思うか、という質問に対して、経済学者たちはこう回答している。

2010年: 2.60%

2011年: 5.10%

2012年: 53.80%

2013年: 33・30%

2014年またはそれ以降: 5.10%

という訳で、「Jobs will return -- in 2012」というタイトルが示すように、半数以上の経済学者は米国雇用状況が好転するのは2012年という見方だ。

「今回のように、金融危機を伴う不景気の場合、雇用状況が上向きになるには、かなりの時間がかかる。信用収縮の悪化は止まったが、金融機関の貸し渋りが相変わらず続いている。」 --- ハイディ・シーホルツ氏(Economic Policy Institute)


上記したように、前回(9月)の平均労働時間(週)は33.0時間だったが、これは過去最低のレベルだ。更に、フルタイムの仕事を得ることが出来ず、または労働時間を減らされたため、パートタイムで働く人たちの数も史上最高の920万人に達した。「企業は人を積極的に雇う前に、先ず労働時間の延長から始める」、とシーホルツ氏は述べている。

GDPが発表された後、こんなコメントがあった。

「もっと弱い数値を予想していたから、このGDPには驚いた。しかし、それよりも気になるのは、新規失業保険申請件数だ。先週は50万、その前の週も50万、こんな調子では良いクリスマスはやって来ない。」 --- アート・キャッシン氏(UBS Financial Services)









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