相変わらず人気のアジアと南米

「新興市場諸国、特に南米とアジアが、先進国より早く景気が回復するだろう。なぜなら、各世帯の抱える借金が低く、銀行も個人に貸してもよいとする限度額を、そろそろ引き上げる可能性が高いからだ。」 --- クリスティーナ・パナイ氏(Payden & Rygel)

ゴールドマン・サックスは、2010年度の個人支出を、次のように予想している。

・中国: +10%

・インド: +5%

・ブラジル: +6%

・日本、ヨーロッパ、米国: 停滞


トニー・ダルトリオ氏( Investment U)は、こう書いている。

中南米を見た場合、規模や安定性の面でブラジルは魅力的だ。その一方、原油からの収益、そして米国経済の成長に頼るメキシコは、今のところ投資に適した国とは言えない。

ヨーロッパでは、ポーランドとチェコ共和国は経済の弾力性を証明した。ハンガリーとウクライナは、国際通貨基金からの助けを求める結果になったが、経済が破綻し絶望的になったというわけではない。

新興市場諸国への投資にはリスクが伴う。言うまでもなく、先進国への投資にもリスクが伴う。決定的な違いは、新興市場諸国の方に大きな経済成長を期待できるのだから、とうぜん投資リターンも高くなる。

上場投信(ETF)を利用すれば、リスクを減らして新興市場に投資することができるだけでなく、うまく資金も分散できる。投資対象として考慮してみたい、4つのETFを挙げておこう。

SPDR S&P China ETF (GXC)

Claymore/AlphaShares China Small Cap Index ETF (HAO)

iShares MSCI Brazil Index ETF (EWZ)

Van Eck Market Vectors Brazil Smallcap ETF (BRF)


ダルトリオ氏が言うように、投資にはリスクが付きまとうものだが、こんな報道があった。

10月19日(ブルームバーグ):ブラジルのマンテガ財務相は19日、海外投資家によるレアル建ての確定利付き証券と株式の購入に課税すると発表した。

同相はサンパウロで記者団に対し、今回の措置について「株式市場と資本市場の過度の投機を回避するため」に導入すると述べた。

RBCキャピタル・マーケッツはこの日、政府による新たな課税導入への懸念を理由に、同社モデルポートフォリオにおけるレアルの配分を「オーバーウエート」から「アンダーウエート」に引き下げていた。

今回の措置について、アルフレド・コウティノ氏(Moody's Economy.com)は、こう語っている。「これは一時的な課税であり、ブラジルが根本的に変わってしまったわけではない。ブラジルの将来性が消えたわけではないのだから、市場は正常な状態に戻るだけでなく、課税ショックからも割合早く回復することだろう。」











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