社債にも注目しよう


「ここから年末までは、投資家たちは株投資に慎重になるだろう。考えてほしい、もう既に45%も上げてしまったのだから、株が買い難いのは当たり前だ。」 --- アダム・グルド氏(Direxion Funds)

10月と聞くと、暴落を思い浮かべる人たちが多いだけに、どうしても今月は株に対する警戒心が高まってしまう。それに決算シーズンも始まるから、利食えるものは利食っておこう、という気持ちになっても仕方がない。

もちろん、単に嫌な雰囲気だというだけでは、そう簡単に持ち株を処分するわけにはいかない。やはり売るからには、それなりの理由が欲しい。トム・ダイソン氏(dailywealth.com)は、こんなことを語っている。

iShares iBoxx $ Invest Grade Corp Bond (LQD)の上昇が続く限り、株式市場の心配をする必要はない。(注:iShares iBoxx $ Invest Grade Corp Bondは、格付けの高い社債に投資する上場投信。)ほとんどの人たちは、米国経済にとって株式市場の方が債券市場より重要だと思っているが、事実はその反対だ。

先ず、社債市場の規模は株式市場の5倍に相当する。株式市場は、一攫千金を夢見る多数のギャンブラーが集まるが、社債市場を独占するのは洗練された機関投資家たちだ。更に、株式市場の歴史家として有名なラッセル・ナピア氏によれば、社債市場は株式市場よりも数カ月先に動くから、先行指標として利用することができる。


iShares iBoxx $ Invest Grade Corp Bond (LQD)

10月が底打ちだ。現在トレンドラインがテストされ、ダイソン氏は、103ドルを割るようなら要注意だと述べている。


下はS&P500指数だ。


株式市場の底打ちは3月だった。今のところアップトレンドは安泰だ。




コメント

pink-chicken さんの投稿…
こんばんは、いつも良い記事をありがとうございます。
Twitterのつぶやきでこの記事のご案内を拝見しまして、読ませていただいて、なるほど~と思いました。

さきほど週末の週足で見たら、LQDがトレンドラインを切って下がった様子。

楽しみ、というと顰蹙…^^;
どんなふうになるのか観察していこうとうと思います。

ありがとうごさいました。
これからもブログ楽しみにしています。^^
鎌田 傳 さんの投稿…
pink-chicken さん

こちらこそ、よろしくお願いします。

先週のLQD、たしかに嫌な下げ方でしたね。注目してみようと思います。