一般論を疑うべし

経営内容の良い、確りした企業の株を買えという人たちが多いが、それは本当に正しいことだろうか。株に関する誤解について、ジョン・ドーフマン氏(Thunderstorm Capital)が書いているので、いくつか見てみよう。

・最高の企業=最高の株

株価は予想を上回ったときに上昇するから、業績の優秀な企業には、大きな期待がされ予想を超える結果をあげることが難しくなる。好例は、70年代のIBM、マクドナルド、ゼロックスだ。これらの企業は、10年以上にわたって利益を順調に伸ばし続けたが、株の方は大した投資にならなかった。


・銘柄選びには、アナリストの意見が役立つ

情報の面では、私たちはアナリストに勝つことはできない。しかし、ここ10年間を見てみると、アナリストたちが最も推奨した銘柄の成績は、S&P500指数の伸び率を上回ったことはない。


・10月に気をつけろ

暴落の思い出があるため、10月は株にとって最も悪い月、と思っている投資家が多い。しかし、歴史的に見た場合、株の成績が一番悪いのは9月だ。(最も株の調子の良いのは12月。平均上昇率は1.5%だ。)


・共和党政権は株に好影響

下は、1901年3月4日から、2008年7月8日までの結果だ。

民主党政権下: 年間平均でダウ指数は+7.2%

共和党政権下: 年間平均でダウ指数は+3.6%

現大統領のオバマ氏は民主党だ。 


・株で良い成績を上げるためにはタイミングの良い売買が重要だ

ガリガリに痩せた力士を見つけるのが難しいように、いつも適切なタイミングで売買できる人はいない。ほとんどの場合、予期せぬラリーに乗ることができる人は極めて少なく、長期ゲインのほとんどは、この予期せぬラリーからのものだ。実例を挙げれば、いったい何人の投資家が、春から始まった一大ラリーに乗ることができただろうか。



ジョン・ドーフマン氏





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