大幅に増えた8月の自社株売り

「べつに難しい話ではありません。内部関係者は、私たちより企業内容をよく知っています。株価が割高なら、持ち株を売るだけです。」 --- チャールズ・バイダーマン氏(Trim Tabs)

米国企業内部関係者たちによる自社株売りが極めて目立つようになった。




上のグラフは、money.cnn.comに掲載されていたものだが、加速する内部関係者たちによる自社株売りが示されている。

例えば今年1月(Jan)、内部関係者による1ドルの自社株買いに対して、2ドルの自社株売りがあった。3月(March)も同様に、1ドルの自社株買いに対して2ドルの自社株売りがあった。

そして4月(April)、自社株売りが大きく跳ね上がった。13という数字で分かるように、13対1の比率で、自社株売りが圧倒的に優勢になった。先月の8月(Aug)、売りの勢いは更に増して、自社株買い1ドルに対して、自社株売りは31ドルという高レベルに膨れ上がった。今月(Sept)はまだ終了していないが、ここまでの比率は、12対1で売りが買いを大きく上回っている。

もちろん、内部関係者が積極的に売っているからといって、ここがマーケットの天井だと断言することはできない。しかし、ベン・シルバーマン氏(InsiderScore.com)は、こう語っている。

「自社株買い、自社株売りに注目する理由は、これらの数値に内部関係者の本音が表れるためです。言い換えれば、自社株買い、自社株売りの動向には株で儲けようとする内部関係者たちの姿を明確に見ることができます。」




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