まだ資金は十分に残っている

「米国は、経済を回復させるために、ドル紙幣を刷り続けることだろう。もちろん、意図的に金利が低く抑えられている状態でこんなことをしているわけだから、ドルに悪影響になることは言うまでもない。しかし、溢れるドルは投機性の高いものへ流れることになるから、株式市場は更に大きく上昇する可能性がある。」 --- マーク・フェイバー氏(gloomboomdoom.com、フェイバー氏は悲観論者として有名)


少し下がると、直ぐ買い手が現れる、というマーケットが展開されている。3月の安値から、既に50%を超える上げを達成しただけに、さすがに警戒論が多いのだが、今のところマーケットはそんな意見を無視している。

ケビン・レーン氏(FusionIQ)は、こんなチャートを掲載している。



個人投資家たちの資金が、どう株に流入しているかが示されているのだが、簡単に説明しよう。

過去21年間を振り返ると、個人投資家たちは、資金の60%を株に割り当てていた。0%に走る赤い水平線が、そのレベルを示し、この水平線より下で推移している場合は、資金の60%未満が株に配分されていることになる。

マイナス15%という極めて低いレベルを記録した後、上昇するチャートで分かるように、個人投資家たちは株へ資金を移し始めている。しかし、まだ赤い線に達していない状況だから、株に割り当てられている資金は21年間の中間値以下であり、資金はまだ十分に残っていると結論できそうだ。

レーン氏は、こう付け加えている。

「個人投資家たちが、資金をほぼ完全に株へ回すと、数値は+10%から+15%に達する。現在の数値は、まだかなり低いことを考慮すると、たとえ株が利食われても押し目は浅くなりそうだ。」





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