少数意見


ジェフ・クラーク氏(The Short Report)は、短期的な米ドルのラリーを提唱する、少数派の一人だ。なぜ、ドルは買いなのだろうか?さっそく氏の意見を要約してみよう。

デイリー・センチメント指数が、3%という20年ぶりの低レベルに落ち込んだ。(この数値は、米ドルに対して強気、と回答した投資家は、たった3%しかいないことを示している。)

米国が抱える赤字は約12兆ドル。財務省は休むことなくドル紙幣を刷り続け、バーナンキ議長は刷ったばかりの札を惜しみなくばらまいている状態を考えれば、ドルに対して悲観的になってしまうのは当然のことだ。しかし、意見があまりにも片方に傾いている場合は、マーケットは往々にして多数意見とは逆方向に動くものだ。

次に、クラーク氏が指摘する、ドル指数の日足チャートを見てみよう。


(チャート:http://www.growthstockwire.com/archive/2009/sep/2009_sep_03.asp

1、2008年7月、ドル指数は安値を更新し、デイリー・センチメント指数は5%に転落した。しかし、見てのとおり、圧倒的に多い弱気論にもかかわらず、次の4カ月でドルは20%を超えるラリーを展開した。

2、そして現在、デイリー・センチメント指数は、上記したように3%の超低レベルだ。

重要なことは、現時点で、上昇を期待してドルを買ってはいけない。先ず、ドル指数が、チャート上に形成されたウェッジからブレイクアウトするのを確認すること。更にクラーク氏は、実際の投資方法として、ドルが強くなると上がる仕組みになっている上場投信、Power Shares U.S. Dollar Index Bullish Fund (UUP)を活用することを勧めている。





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