連休のアメリカ


米国は夏休み最後の週末です。

古い本を読んでいます。


春って曙よ!
だんだん白くなってく山の上の空が少し明るくなって、紫っぽい雲が細くたなびいてんの!

夏は夜よね。
月の頃はモチロン!
闇夜もねェ・・・・・。
蛍が一杯飛びかってるの。
あと、ホントに一つか二つなんかが、ぼんやりポーッと光ってくるのも素敵。雨なんか降るのも素敵ね。

秋は夕暮れね。
夕日がさして、山の端にすごーく近くなったときにさ、鳥が寝るとこに帰るんで、三つ四つ、二つ三つなんか、飛び急いでくのさえいいのよ。ま・し・て・よね。雁なんかのつながったのがすっごく小さく見えるのは、すっごく素敵!日が沈みきっちゃって、風の音や虫の音なんか、もう・・・・・たまんないわねッ!

冬は早朝よ。雪が降ったのなんか、たまんないわ!
霜がすんごく白いのも。
あと、そうじゃなくても、すっごく寒いんで火なんか急いでおこして、炭の火持って歩いていくのも、すっごく“らしい”の。昼になってさ、あったかくダレてけばさ、火鉢の火だって白い灰ばかりになって、ダサイのッ!


上は『桃尻語訳  枕草子』 橋本治著から抜粋です。


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