チャート分析と雇用統計

先ず、今朝発表された、8月の米国雇用統計から見てみよう。(左側が結果、右側は予想されていた数値。)

・失業率: 9.7%   9.5%

・非農業部門就業者数: 21万6000人減   23万人減

・時給: +0.3%   +0.1%

・平均労働時間(週): 33.1時間   33.1時間 


注目されたのは、二番目の非農業部門就業者数だ。



(資料:Bespoke Investment Group)

上は、2000年から現在までの、非農業部門就業者数の動きを見たものだ。相変わらずマイナスレベルで推移しているが、最悪の事態から脱し、上昇が始まっている。

とうぜん疑問になることは、この雇用状況の回復は、いったいどこまで続くだろうか?ファンダメンタル要素を全て無視して、チャートだけに頼る人たちは、こんな予想をするかもしれない。



回復は、そろそろ頭打ちになる可能性がある。なぜなら、直ぐ上には、以前のサポートライン(A)が控えているからだ。一般的に、一旦崩れたサポートラインは抵抗線になってしまう傾向がある。もちろん、そこをブレイクアウトすることも考えられるが、その場合は、下降するトレンドライン(B)が次のレジスタンスだ。


それでは次に、同じやり方で、失業率を見てみよう。



(資料:CNN)

レジスタンスレベル(1)を突破して、新高値を記録した。2のトレンドラインで分かるように、強い上げ基調が形成されている。現時点において空売りは勧められない。





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