2009年、残るは4カ月

9月、子どもたちは新学期が始まり、木々の葉は緑から黄色、金色に変化し、株価は熟したリンゴのように落下する。--- ジョン・ワゴナー氏(USA TODAY)

9月の相場が始まった。統計によれば、1959年以来、S&P500指数の9月の成績は平均でマイナス0.9%の下げとなり、年間で最も不調な月だ。早速この統計に従うように、大引けまで約1時間を残して、現在9月1日のマーケットは、ダウ指数、ナスダック指数、S&P500指数が揃って1.8%ほど下げている。

もちろん、3月の安値から、マーケットは50%を超えるラリーを展開してきただけに、多くのアナリストは一時的な下げ(プルバック)を予想していた。ニュースレターにも記したが、最近発表された、マーケット関係者たちの意見を振り返ってみよう。

・ 「9月は重要な月だ。なぜなら、多くの企業が、第3四半期の売上や利益見通しを発表するからだ。場合によっては、予想以上に悪くなりそうだ、という発表が続出することも考えられるから、投資家たちは、さぞ心配していることだろう。それに夏休みが終わり、議員たちがワシントンに戻って来る。ヘルスケアやエネルギー市場に関する法案が議論されるだけに、投資家たちはいっそう不安になることだろう。」 --- デービッド・ラッツ氏(tifel Nicolaus)

・ 「私たちの言うマーケットの修正とは、7%から10%の下げを意味する。今回の場合、マーケットは、そんなに大きく下げることはないだろう。歴史的に見た場合、9月の相場は低迷する傾向がある。しかし、買い意欲が旺盛な今日の投資家を考えれば、少し下がったところで直ぐ買いが入ることだろう。」 --- マーク・パド氏(Cantor Fitzgerald)

・ 「残念ながら、株式市場と経済はW字型の回復になると思う。現在の位置は、Wの真ん中の天井だ。かなりの割高レベルまで株は買われているから、ダウ指数とS&P500指数は、15%ほど下げることになりそうだ。」 --- エミリー・サンダース氏(Sanders Financial Management)

それでは、掲示板に書き込まれた、個人投資家たちの意見を見てみよう。

・ 「200ポイントほど下がったところで、割安になった株を探してみようと思う。」 --- vtpa1さん

・ 「平均的な個人投資家というのは、会社の401Kなどを通して、株に投資している人たちのことだ。これらの人たちに共通して言えることは、彼らの口座には、5年前に買った株が相変わらず残っており、機関投資家のように上手く売買することはできない。要するに、株式市場に200ポイントを超える下げを作っているのは個人ではなく、巨大な機関投資家たちだ。」 --- Dowjones20kさん

・ 「株式市場の動きとは関係無く、米国経済は、まだ底で低迷している。経済が上向きになった、というのは単なる表面上の話だ。」 --- Kilo Whiskeyさん 








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