ここが天井だ!?

相場が極端に悪い状態だった3月が始まって間もない頃、ここがマーケットの底だ、とタイムリーな宣言をしたダグ・カシュ氏が考えを変えた。もちろん、空売り専門の氏が弱気論を発表しても不思議ではないが、やはりベテランの言葉は気になる。

多くの人たちが強気になり始めた今日、カシュ氏は、なぜ弱気になったのだろうか?さっそく、氏が指摘する10の理由を見てみよう。

1、コスト削減、景気刺激策に効果はあるが、それを長期間にわたって継続することは不可能だ。

2、社員の解雇や給料を減らしてコストの削減に成功したとしても、それはGDPに重要な消費者を弱らせる結果になる。

3、借金だらけの消費者が経済的に回復するためには、支出を減らすだけでなく、貯蓄率を上げなければならない。

4、金融危機の余震が経済に悪影響を与える。

5、連銀による経済救済対策が、はたして好結果と出るかどうかが、まだ分からない。

6、住宅市場は安定が始まったが、大した回復には期待できない。

7、商業用不動産市場は、まだ下げが始まったばかりだ。

8、公共事業による経済刺激策に大きな効果を期待できない。

9、歴史的に見た場合、経済の安定に役立っていった地方の自治体、市政機関が弱体している。

10、膨大な赤字を埋めるためには増税が必須だ。




カシュ氏






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