株を売っているのは誰だ?

最高経営責任者、役員、大株主などの内部関係者による持ち株売りが目立つ、とマーク・ハルバート氏(ハルバート・ファイナンシャル・ダイジェスト)は言う。もちろん、最近好調な株式市場を考えれば当然のことかもしれないが、内部情報に詳しい人たちの売りはやはり気になる。氏の話を要約してみよう。

内部関係者による売りと買いの比率は4.16対1となり、圧倒的に売りが多い。これほど売りが先行するのは2007年10月以来初めて。(2002年から2007年のブルマーケットは、2007年10月が天井となった。)

我々も、インサイダーたちに従って、持ち株を売るべきだろうか?

内部関係者だからといって、彼らの行動が正しいとは限らない。現に彼らは、今回のベアマーケットを予測できなかっただけでなく、下げ相場の最中も強気な姿勢を見せていた。

インサイダーによる売買はタイミングが悪い。彼らの行動が正しかった、と証明されるには、数週間から数カ月の日数が要る。

それでは、掲示板の書き込みを見てみよう。

・内部関係者たちは、犯罪的に操作されたマーケットで、持ち株を売り払っている。またしても、一部のエリートたちが儲け、大衆は騙されたわけだ。(RC620さん)

・彼らは、我々の知らない何かを知っているから売っているのだ。欲の深い彼らが売っているのだから、このマーケットラリーは、そろそろ終わると思う。(Hard1cash1さん)

・インサイダーたちは、最近の好調なマーケットが、本当の米国経済状態を反映していないことを知っているから持ち株を売っているのだと思う。(Taymereさん)

・マーケットが操作されているかどうかは別として、利益は本物なのだから、ここは売り逃げるべきだ。(Rickoshayさん)

・インサイダーたちは、売上、在庫、コスト、利益などの情報を誰よりも詳しく知っている。こんな彼らによる目立った持ち株売りは、どんな経済指標より気になる。(Tamzaさん)

・米国経済は、やっと回復が始まった筈だ。それなのに、何故こんなタイミングで、内部関係者は持ち株を手放しているのだろうか?(WPA-Workerさん)







コメント