半信半疑な個人投資家たち

マーケットは大きくブレイクアウトだ。終了まで、まだ2時間ほど残っているが、S&P500指数の日足チャートを見てみよう。


レジスタンス・ゾーンを上放れ、強力な陽線が形成されている。決算シーズンが始まって以来、正に、マーケットは棒上げだ。見てのとおり、ストキャスティクスは買われ過ぎゾーンに入ったまま横ばいになり、アクセルを完全に踏み込んだ状態だ。

一般的に言えることは、いったん崩れた抵抗線は支持線に変わる傾向がある。言い換えれば、950付近に走るレジスタンス・ゾーンは、サポート・ゾーンになる可能性が高いわけだ。

これだけ好調なマーケットだから、さぞ皆さん強気になったことだろうと思うのだが、どうやらそうでもないらしい。こんなニュースがある。

・今週のAAIIの統計を見てみると、弱気と回答した個人投資家は42.4%、そして強気と答えた個人投資家は37.6%だ。(Bespoke investment Groupより)

・恐怖指数という名前で知られるボラティリティ指数は30を割り、投資家たちは、最悪の事態は過去のものとなったと確信したようだ。しかし、数値はまだ20を下回っていないから、投資家たちは超強気というわけではない。(marketwatch.comから)

10%に迫る失業率、スランプの続く住宅市場、連邦政府の抱える膨大な赤字、という現状を見たら株など買う気になれないことだろう。掲示板には、今日の上げを信じられない人たちの書き込みで溢れている。

・こんな上げは続かない。そろそろ大きな下げに襲われることだろう。(Pankiさん)

・完全なマーケット操作だ。現状を分析すれば、この上げは、単なる一時的なものであることが直ぐ分かる。(tarnさん)

・大衆をマーケットに引き入れるために作り上げられた相場だ。(kr865さん)

・そろそろ音楽は止まる筈だ。(LETHALWEAPONさん)

・この上げ相場は続かない。早ければ明日、下げに転じることだろう。( natedogさん)






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