基本的に損切りはしない -- 35.8%

株投資に最も重要なことは何か、と尋ねると、損切りを筆頭にあげる人たちが多い。資金を守るために、素早い損切りが大切なことは言うまでもないが、2008年12月15日、日本経済新聞は、こんな意見調査結果を発表している。

質問: 含み損がどれくらいの水準まで拡大したら「損切り」に踏み切りますか?あなたの「損切りライン」をお答え下さい。


(markets.nikkei.co.jpから)

見てのとおり、圧倒的に多い回答は「基本的に損切りはしない」(35.8%)、そして「その時々の状況をみて判断しており、損切りの方針は特に決めていない」(28.5%)の二つだ。

どうやったら素早く損切ることができるだろうか?フィル・パールマン氏(philpearlman.com)は、実トレードの前に、次のようなイメージ・トレーニングを勧めている。

静かな場所に座って目を閉じ、こんなトレード場面を、明瞭に思い浮かべてみよう。

・買った株の思惑が外れ、株価が下げ始める。単に下がるチャートを描くだけでなく、500株を25ドルで買った、といったように具体的な場面を想定し、自分の感情の動きにも注目してほしい。

・株価が損切りレベルに達する。あなたは躊躇せず、素早い損切りを実行する。

以上のイメージ・トレーニングを二度繰り返したら、実際のトレードに移る。肝心なことは、いつもの十分の一といったように、株数を大きく減らすことだ。損切り幅も、買値から10セント下げたら処分する、といった極めて狭い値幅を設定する。この小さな損切り練習を、自動的に素早くできるようになるまで繰り返す。損切りを難無く出来るようになるまでは、決して株数を増やしてはいけない。








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