カリフォルニア州 --米国経済回復の鍵

失業率が11.5%に達したカリフォリニア州について、マーチン・ワイス氏(ワイス・リサーチ)は、こんなことを述べている。

・カリフォルニアの州内総生産は1兆8000億ドルにのぼり、この数値はロシア、ブラジル、カナダ、そしてインドのGDPを上回る。

・州別で見た場合、カリフォルニアの州内総生産は全米最大であり、このカリフォルニアが経済破綻の危機に直面している。

・ロサンゼルス郡で、住宅ローンの支払いが90日以上遅れている人は5.32%、モンテレイ郡8.02%、インペリアル郡8.13%、サンバーナーディノ郡8.66%、マデイラ郡9.21%、サンウォーキン郡9.53%、リバーサイド郡10.2%、そしてマーセド郡は10.57%。

・UCLAの予想によれば、今年の秋または来年の春までに、カリフォルニア州の失業率は12.1%に達する。

・カリフォルニア州政府は243億ドルの膨大な財政赤字を抱え、オバマ政権に助けを求めたが、連邦政府から救済資金を得られる可能性はほとんど無い。

・カリフォルニアの信用格付けは、州の中では最も低い一つだが、これから更に格下げになる確率が高い。現に、格付け会社ムーディーズは、緊急に資金を調達しなければ、カリフォリニアは一部の地方債の利子支払いをストップする可能性を指摘している。

ワイス氏は、こう締めくくっている。

・格付け会社による格下げを待たずに、カリフォルニア州の地方債は処分すること。

・カリフォルニアが、本当に一部の地方債利子の支払いをストップするなら、これは州政府破綻を意味することだから、最終的に全米の地方債に悪影響を与える。

・最大の州内総生産を持つカリフォルニアのスランプは、米国経済の回復を遅らせるだけでなく、既に回復の兆しが見えている部門を再度不景気に転落させる危険性がある。

・現時点では株ではなく、資金のほとんどを現金、または短期国債に割り当てることを勧めたい。




アーノルド・シュワルツェネッガー カリフォルニア州知事







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