悪いながらも良い兆しが見える

第1四半期米国GDPは予想以上に悪かった。「アナリストたちの意見は、あまりにも楽観的だ」、とバリー・リットホルツ氏(ritholtz.com)は述べ、今朝のレポートを、こう要約している。

・ウォール街の経済専門家の予想はマイナス4.6%だったが、結果はマイナス6.1%だった。

・これでGDPは3四半期連続の下げとなった。最後に3四半期連続マイナスとなったのは、1974年第3四半期から、1975年の第1四半期まで。

・GDPは、これで2四半期連続で6%を超える下げとなり、こんなことは1958年以来初めて。

・ここ1年間を通じて見ると、経済は2.6%の落ち込みとなり、これほど悪いのは1982年以来初めて。

・投資に関する全ての分野は極めて大きな下落を記録し、金融危機の影響が顕著に表れている。

・実質的な輸出は30%ほど減っている。

・住宅建築は30%減となり、史上最悪の状態。

・商業物件の建築は44.2%減となり、これも住宅建築と同様に史上最悪の結果。

・資本支出は33.8%減となり、これで5四半期連続の下げとなった。

全く悪い材料ばかりだが、リットホルツ氏はやや明るい材料として、こんなことを挙げている。

・商品価格指標が上昇し、デフレの心配が薄れた。

・企業は、年率換算で在庫量を1037億ドル減らしている。これほどの減らし方は、1947年以来初めて。

・2008年第4四半期、耐久財受注は22.1%減だったが、2009年第1四半期、この数値は9.4%増となった。

・個人消費は年率換算で+2.2%のペースになり、これは最近2年間で最高の数値。








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