反省の色が見えない大手金融機関


決算が続いているが、この厳しい状況で、大手金融機関はどうやって利益を生み出したのだろうか?ニューヨーク・タイムズは、こんなことを指摘している。

・ゴールドマン・サックス: 会計カレンダーを変更することで、15億ドルの損を出した12月を決算に含めなかった。

・JPモルガン: 社債価格を付け直して、社債の買い入れ償却をした。理論的には、空売りに似ている。安くなった社債を債権者から買い戻し、これが帳簿上、利益という形になった。

・シティグループ: JPモルガンと同様な方法を使った。

・バンク・オブ・アメリカ: 買収したメリル・リンチの資産を高めに再評価したことが利益に結びついた。

「合法的だが、バンク・オブ・アメリカのしたことは単なる誤魔化しだ。最終的にメリル・リンチからの資産は、正当な評価額で損を計上することになるのだから、大きな将来的問題だ。」  スティーブン・ロス氏(ダートマス大学教授)

こういう話もある。

ワシントン・ポストによると、クライスラー・ファイナンシャルは、7億5000万ドルに及ぶ政府からの追加救済資金を断った。理由は、この資金を受け取ってしまうと、重役クラスの給料が政府によって規制されてしまうためだ。

ただでさえ嫌われている金融機関なのに、いったい何を考えているのだろう?










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