スミスさん、あるアメリカ人の話

朝6時、目覚まし時計(日本製)が鳴る。 眠い目をこすりながら、スミスさんは、台所にあるコーヒーポット(中国製)のスイッチを入れる。 お気に入りの電気カミソリ(香港製)でヒゲを剃った後、いつものシャツ(スリランカ製)、そしてジーンズ(シンガポール製)を着る。さて、今日は、どのテニス・シューズ(韓国製)を履こうかな? 朝食は、買ったばかりの電気フライパン(インド製)で作り、食べながら電卓(メキシコ製)を使って、昨夜やり残した計算を済ませた。 ラジオ(インド製)に付いている時計を見ながら、腕時計(台湾製)を合わせ、車庫にある車(ドイツ製)に向かう。おっと、ガソリン(サウジアラビア産)が少ない。近くのスタンドで満タンにしよう。 それにしても、給料の良い仕事が無い。コンピュータ(マレーシア製)で色々調べたが、中々これといった職が見つからない。 家に戻り、サンダル(ブラジル製)に履き替えた後、スミスさんはワイン(フランス産)を飲みながらくつろいだ。 ぼんやりテレビ(インドネシア製)を見ながら、スミスさんは、こうつぶやいた。「なぜ、アメリカで良い仕事を見つけるのが、こんなに難しいのだろう。。。」 (情報源: http://bitsandpieces.us/2008/12/31/looking-for-a-job-in-america/)