荒れそうな為替市場

S&P500指数に連動するスパイダー(SPY)は、前日のローソク足を包み込む弱気な陰線を形成して、ちょうどサポートラインのところで終了した。




木曜のマーケットは荒れる可能性がある。寄付き一時間前、6月分の雇用統計が発表されるのだが、欧州中央銀行(ECB)も金利動向を発表する。アナリストは、0.25ポイントの利上げを見込んでいるが、テリー・ベルカス氏(dailyfx.com)は3つのシナリオを挙げている。

1、0.25ポイントの利上げが実施され、トリシェECB総裁は、今後は追加利上げの予定が無いことを表明する。

2、0.25ポイントの利上げが実施され、トリシェ総裁は、更なる利上げの可能性があることを表明する。

3、0.5ポイントの利上げが実施され、トリシェ総裁は、更なる利上げの可能性が無いことを表明する。

キャシー・リーエン氏(dailyfx.com)は、こう見ている。

「トリシェECB総裁がタカ派的な態度を示し、追加利上げの可能性を明確に示すなら、たとえ米国の雇用統計が予想以上に良かったとしても、ドルが売られユーロが買われることになるでしょう。しかし、総裁が追加利上げに消極的なようなら、ユーロが売られると思います。」

ユーロ/ドルの日足チャートを見てみよう。




水曜、ユーロはレンジの上辺(1)を突破し、トレーダーたちはトリシェ総裁のタカ派的発言を見込んでいるようだ。

ご存知のように、ドルが売られると原油の値段が上がり、株式市場に悪影響となる。たとえば、今日の様子を見てみよう。




S&P500指数 (10分足)




原油価格に連動する、ユナイテッド・ステーツ・オイル(USO)の10分足

明らかに、投資家たちは原油の値段に神経質になっている。トレードの際は、単に株式指数を見るだけでなく、原油の動きにも注意を払いたい。

個別銘柄を見てみようと思うが、木曜は単に連休を控えるだけでなく、取引時間も短縮されているから、既に休みを決め込んでいるトレーダーも多い。くれぐれも、無理なトレードをしないように気をつけてほしい。



Northrop Grumman Corp. (NOC) 日足

火曜の安値のテスト中だ。ブレイクダウン候補リストに入れておこう。




Celgene Corporation (CELG) 日足

ブレイクアウト候補だ。





4日は独立記念日。アメリカは連休です。



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